えすてぃ's子育て奮闘日記

子育てに奮闘するエンジニアのブログです

立ち合い出産の体験記

立ち合い出産を終えて

本当に立ち合い出産ができてよかった、
次がもしあれば、今度も必ず立ち合い出産をする、
もし皆さんが立ち合い出産をできる機会に恵まれたのなら、ぜひ立ち合いをしてほしい
というのが率直な感想です。

もちろん、出産をする妻(奥様)の意向も大切ですが、
実際に立ち会った身としては、立ち会わない理由が見つかりませんでした。

せっかくなので、立ち合い出産をやってよかった、と思える理由についてまとめたいと思います。 ※立ち合い出産時に夫ができることなども書こうと思いましたが、長くなってしまったので別記事としたいと思います。

立ち合い出産をしてよかったと思う理由

  • 生まれたばかりの赤ちゃんに会うことができる
  • 子どもを産む大変さを自分の目で見ることができる
  • 妻を励ましたり、頭を支えてあげるなど、少しだけでも手助けができる

大きく分けて上記3つが理由です。
1つ1つ詳細を記載します。

生まれたばかりの赤ちゃんに会うことができる

産まれた瞬間の産声を聞いた瞬間の感動は忘れません。
これは言葉で言い表すのが難しく、経験しないとわからない感動だと思います。
産まれた瞬間の感動を味わうことができるのは、この時しかありません。
妻と一緒にこの瞬間を味わえたことは本当に良かったです。

また、感動だけではなく「自分の子どもが産まれた」という実感も沸いた瞬間でした。
もし立ち合いをしていなければ、きれいに体を拭かれてきれいなおくるみにくるまれた状態の赤ちゃんが最初に見る赤ちゃんになります。
もちろんきれいな姿であっても自分の子どもが産まれたんだな、という実感はとても大きいと思います。
比較のしようがないので確かなことはわかりませんが、羊水も血もついた状態で取り上げられた姿を見たことで、
「ああ、産まれたんだな」という実感は大きくなったように感じます。

どのように子どもを産んだのか、産まれたのかを自分の目で見ることができる

出産をすることがどれくらい大変なのか、どんな苦しみがあるのか、我々男性は決して体験することはできません。
また、話で聞いたところで想像することしかできません。
私自身も、めちゃくちゃ痛いし、苦しいし、大変だろうな、というのは想像はしていました。
しかし自分の目で直接見ることで、今まで想像でしかなかった苦労を、肌で感じることができました。
もっと言えば、想像していた以上に壮絶でした。

たくさんの助産師さん、看護師さんに支えられて出産をしている様子、
たくさんの方が強く握りしめたことにより皮のはがれた分娩台の手すり、
陣痛の想像を絶する痛みに耐え、叫び苦しむ妻の姿、
分娩室での1つ1つのできごとが想像だけではわからないものばかりでした。

その苦労を肌で感じたことで、妻への感謝、自分が子育てをするという自覚、子どもが産まれることへの感動、など様々な思いが何倍にも何十倍にも膨れ上がったように思います。

妻を励ましたり、頭を支えてあげるなど、少しだけでも手助けができる

陣痛・出産の痛みは想像を絶します。
自宅や陣痛室で陣痛に耐えている間は妻を支えることができますが、分娩室に入ってからもその苦しみはしばらく続きます。
そのとき、少しでもその苦しみを軽減させてあげたい、心の拠り所になってあげたい、と心の底から思いました。
もし立ち合い出産をしない場合には、最後は妻一人で耐えることになります。
立ち合い出産をするとき、夫がやれることはまったく0ではありませんでした。
お産に入る前には腰をさすってあげる、いきむときに頭を支えてあげる、汗を拭いてあげる、陣痛の合間に水を飲ませてあげる、など、いろんな行動をとることができます。
また、精神面においても、傍にいてあげる、声をかけてあげる、手を握ってあげる、くらいしかできませんでしたが、
それでもきっと少しだけでも心の支えになってあげられたかな、と思います。

自分で書くのは少し変ですが、妻と話をしている中で、「立ち合いをしてくれたことで支えになっていた」と感謝の言葉をもらえました。(感謝したいのは私のほうなんですけれどね)

立ち合い出産はただ見守るだけではない、行動によってはほんの少しだけでも妻の助けになれる、ということですね。

まとめ

以上が3つ挙げた理由の内容になります。 感情をすべて文字に起こすことはできないのでうまく表現はできませんが、
胸が熱くなるような感動や、苦しむ妻を見て胸が締め付けられるような気持ち、
妻や産まれてきた子どもに対する愛情などたくさんの味わったことのない感情を味わいました。
記事にする都合上3つに分類しましたが、まだまだ書こうと思えば書けると思います。
立ち合い出産をしない選択ももちろん否定する気持ちはありませんし、
何が一番良い、というは決められないと思いますが、
主観的な意見としては立ち合い出産はぜひ一度検討してみてもらいたい、と思います。

最後に

月並みですが、出産というのはものすごく大変で、苦しいものだと思います。
私は夫として妻を支えることにできる限りの力を尽くしたつもりですが、それでも妻の苦労は計り知れません。
感謝してもしきれず、陣痛を耐える妻の姿、産まれてきた瞬間を思い出すたびにうるっと来てしまいます。
この気持ちはいつまでも忘れたくないですね。
これから子育てする中でたくさん苦労があると思いますが、この日のことを思い出しながら頑張っていきたいと思います。